Take Me 同好会(非公認)のブログ

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MLB開幕戦の楽しみ方を書きたかったはず

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明後日から、7年振りとなる日本でのMLB開幕戦が始まる。組み合わせは前回と同じシアトル・マリナーズオークランド・アスレチックスである。そこで、これからMLBの試合を観てみようという方のために、今回は開幕戦の楽しみ方をご紹介したい。

 

 

両チームのチーム特徴を大雑把に知りたいよねという話

マリナーズとアスレチックスがどのような球団であるかを知ることは、当然開幕戦を楽しむ上で重要なことである。しかし、どの選手がどのような投球をするのか、長打が打てるのか等、これからMLBを観ようという時に、そういった特徴を一度に知ることは難しい。

例えば、ライオンズ打線は俗に山賊打線と呼ばれるが、チームの特徴を知っているだけでも開幕戦の楽しみ方は大きく変わることだろう。

 

マリナーズの特徴というか、そういう感じ

まず、日本人にとってマリナーズと言えばイチローである。開幕戦でどのような起用がなされるのかは分からないが、プレシーズンゲームでは、守備の名手たる所以を幾度となく我々野球ファンに見せてくれた。したがって、スタメンでないにせよ出場機会は与えられることだろう。

では、イチローが出場するまでは何を楽しみに観れば良いのか。

一つはバッティングである。マリナーズにはパワーヒッターが多い。クリーンアップの選手を故障で欠いているものの、メジャーリーグのバッティングを十分に堪能出来る打線である。

次にブルペンである。マリナーズは、クローザーを今オフにトレードで放出している。であるからして、7回以降に起用されるリリーバーは、全員クローザー候補と言って差し支えない。(基本的に)チームに1人しか存在しないクローザーの枠を争っているリリーバー達の投球は見応えがあるはずだ。

当然、第二戦でシーズンデビューを果たす菊池雄星のピッチングにも注目である。

 

アスレチックスの特徴というか、そういう感じ

次にアスレチックスだ。現在、日本人メジャーリーガーが所属していないアスレチックスの特徴は、守備、そしてブルペンである。

当然、アスレチックス打線にも長打力のある選手がズラリと並んでいるが、内野手、そしてセンターの守備に注目したい。アスレチックスの内野には、GG賞を受賞している内野手が2人いる。共にマットという名前だから覚えやすい。

そしてブルペンである。タンパベイ・レイズはオープナーという戦術を用いることで知られている。立ち上がり不安定な先発の代わりに、上位打線と対戦する初回をリリーバーに託し、2回以降本来の先発投手が登板するのがオープナーである。

一方、アスレチックスはブルペンデーという戦術を用いる。初回から9回まで、リリーバーのみを登板させる戦術である。リリーバーは短いイニングを抑えることに特化している。また、アスレチックスは多種多様なリリーバーがいるため、毎回のように異なる軌道、球質、変化球となるため、各々の成績を相乗効果で高めることが出来る。この戦術を採用出来るということは即ち、ブルペンが充実しているということである。

 

いつもとは違う応援を楽しもう

もう少しだけ掘り下げよう。何故なら、このままではマリナーズの攻撃時の注目すべきポイントしか分かっていないからだ。

アスレチックスの攻撃時、外野席からコールが聴こえてくる筈である。球場内にいるのであれば、内野席からのコールも聴こえるだろう。今までのプレシーズンゲームとは異なり、両球団共メジャーとなるため、外野席から応援歌が聴こえてくることはない。近い席なら、ベースにスライディングする音がハッキリと聞こえるほど静まり返った球場であるため、このコールは目立つことだろう。

メジャーリーグの応援は、大まかなパターンや流れがある。とは言え、NPBに比べると不規則で静かであることは確かだ。だが、明後日からは、抑揚のある応援を数日間楽しんでみるのも新鮮であり悪くないはずだ。

 

反省

追伸

何故か思ったように文章が書けず困惑しているのですが、そういえば昼からお酒ばっかり飲んでいました。そういうことです。

 

ふぉとりんく Ichiro Suzuki | Keith Allison | Flickr