2019年注目選手―ブランドン・ラウ
2019年注目選手を勝手に選び、勝手に紹介したい。第1回(2回目は果たしてあるのか)はタンパベイ・レイズ所属のブランドウ・ラウ(2B)だ。
簡単なプロフィール
ブランドン・ラウ
24歳(1994年7月6日生まれ)
投打:右投左打
身長体重:6-0/185
守備位置:二塁手/外野手
プロ入り:2015年ドラフト3巡目(全体87位)
打撃
階級が上がるごとにK%が向上しているものの、BB%二桁を維持している。ソリッドなコンタクトとパワーで将来は打線の中軸を担えるだろう。
打球速度
FB%,LD%が共に高く、ハードコンタクトで鋭い打球を生み出すことが出来る。今季は右翼方向(Pull)にゴロを打って打ち取られるケースが目立つ。今季の数字はまだ出ていないが、昨年の平均打球速度は89.3mphであり、MLB平均87.4mphを上回っているものの、もう少し打球速度を上げたい所。
尚、本調子であればフィールド全体を使ったハードヒットで驚異となる打者である。
動画
守備
二塁と外野(主に左翼)を守る。ベン・ゾブリストやニック・ソラーク同様、二塁と両翼を守ることが出来るため、融通が効くのが特徴だ。アームは平均レベルであるため、遊撃手や右翼手は厳しい。
二塁守備
二塁守備は問題がない。打球反応や捕球してから送球に移るまでがスムーズなフィールディングである。ただ、(昨季はサンプル数が少なかったものの)名手というわけではなく、守備範囲内を堅実にこなすタイプ。
将来…?
将来的には左翼にコンバートされると見ているが、強打の二塁手の方がバリューがあるのは明らかであり、本人のメークアップ次第ではあるが、二塁に留まることは不可能ではないだろう。
契約延長
TBの魅力は以前とりあげた。(のであまり書かない)
・同地区他球団に比べ、FAになる選手が少ない
・傘下が充実しており、プランの選択肢やバリューが充実している
等である。
ラウは二塁でも左翼でもプレー可能であり、両ポジション共に選択肢が充実しているため、トレード案を立案しやすいことだろう。(二塁か左翼の若手を放出したならば、空いた方にラウを当てはめれば良い)
ちょっと内容が薄いが、ブランドン・ラウは既に知名度大の選手であるし、これで十分だろう。
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