2018年ドラフト1巡目候補の紹介(5人のみの未完)
McKethan Stadium Scoreboard | Rough Tough, Real Stuff | Flickr
- 1.Casey Mize ケイシー・マイズ RHP
- 2.Brady Singer ブレイディー・シンガー RHP
- 3.Nick Madrigal ニック・マドリガル 2B
- 4.Matthew Liberatore マシュー・リベラトーレ LHP
- 5.Carter Stewart カーター・スチュワート RHP
さて、一足早く夏の暑さに頭がやられている筆者であるが、今回はMLB.comのドラフトプロスペクトランキングを元に、簡易な紹介を書いてみた。まずは5人。(後程追加していきたいが……)記事にするほどの文量ではないが、その分サクッと読めるので悪いことばかりではないだろうという言い訳を添えておく。
1.Casey Mize ケイシー・マイズ RHP
オーバーン大学 05/01/97 6'3 / 208
オーバーン大学は、テイラー・トンプソン(FA)やジョシュ・ドナルドソン(TOR)が所属していた大学である。
92-97マイルの速球、スライダー、スプリッターを投げる。コントロールは良い。最も評価が高いのは80マイル中盤のスプリッター。スライダーや速球の評価も高いが、主に3球種を用いる点はややマイナス。
身体能力とデリバリーは安定しており、健康上のリスクは少ない。先発投手としても耐久性も問題ないだろう。
非常に優れた奪三振能力を持っており、今ドラフト最大の目玉投手である。速球、変化球、球威、コマンド、身体能力やデリバリー、耐久性において平均以上の水準であるため、投手が欲しい球団であればどこも欲しいだろう。
2.Brady Singer ブレイディー・シンガー RHP
フロリダ大学 08/04/96 6'5 / 180
フロリダ大学は、ダレン・オデイ(BAL)やマイク・ズニーノ(SEA)が所属していた大学である。
95-96マイルの速球、スライダー、チェンジアップを投げる。コントロールはそれなりに良い。
先発投手としての耐久性に問題はない。
マイズと比べて劣る点は変化球やコマンドである。が、シンガーの変化球も平均以上のクオリティー。一方、先発投手としての素質は拮抗している。
3.Nick Madrigal ニック・マドリガル 2B
Nick Madrigal, Oregon State Junior INF
オレゴン州立大学 03/15/97 5'7 / 160
オレゴン州立大学は、アンドリュー・スーザック(BAL)やマイケル・コンフォルト(NYM)が所属していた大学である。
低身長であるが評価は高い。ホセ・アルトゥーベ(HOU)やムーキー・ベッツ(BOS)の功績であろうか。パワーレスではあるが、ハイシーリングなプロスペクトと言える。センターラインが薄い球団は欲しいはずだろう。
ハードコンタクトで長打を打つことが出来る。パワーは不足しているという見立てだが、ランニングスキルは高く、アプローチも良い。そのため、バッターとしては手強いと言える。
フィールディングは2Bが本職であるが、SSを守ることも出来るとされている。が、アームはそれほど強いわけではない。
4.Matthew Liberatore マシュー・リベラトーレ LHP
Matthew Liberatore — LHP, Mountain Ridge (Ariz.) HS
マウンテンリッジ高校(ARI) 11/06/99 6'5 / 200
89-94マイルの速球、カーブ、スライダー、チェンジアップを投げる。コントロールはそれなりに良い。速球は特別秀でているわけではないが、3つの変化球全てに伸びしろがある。
コマンド改善に取り組んでいる。
先発投手としての耐久性は何とも言えないが、変化球で巧みに打ち取るピッチングが期待できるだろう。
5.Carter Stewart カーター・スチュワート RHP
オーガリー高校(FLA) 11/02/99 6'6 / 200
速球、カーブ、チェンジアップを投げる。コントロールは悪くはない。
そもそも、以前Twitterで書いていたようだ。
Carter Stewart RHP 18歳
— カルクル (@KIcR5q) 2018年5月18日
カーター・スチュワート
最速98マイル、平均92-94マイルの速球。80マイル中盤のパワーカーブの評価は高く、チェンジアップは普通。
デリバリーを安定させる必要があるが、コマンドはまずまず。
6-6/200の体格を良い方向に活かしたい