OOTP18 Go Cubs go 2005 part 16
Out of The Park Baseball 18というPCの野球ゲームをプレーした。目標は、シカゴ・カブスのワールドシリーズ制覇である。Part 16では、オフシーズンを取り扱った。
プロローグ
2005年、ドジャースが113Wを記録しNLCSを突破。また、エイドリアン・ベルトレ(3B)が、38年ぶりとなる三冠王を獲得した。一方、前年王者のツインズが、WCから地区8連覇中のヤンキースを蹴散らしてALCSを突破。3W3Lで迎えた最終戦、現役最強投手であるヨハン・サンタナ(LHP)が、ドジャース打線を翻弄。ツインズが8球団目となるWS連覇を達成した。3地区制後では、ヤンキース(98~00)以来である。
長期的目標
- 2008年までに常勝軍団にする。(オーナー命令)
- 未達成。
- 2009年開幕時までに傘下の評価を10位以内にする。
- 現在19位。
- 野手の有望株の獲得or育成。
- ソト(C)の育成。
- 10G/.185/.241/.185
- 2006年は3Aで経験を積ませる。
- デュボア(LF)の育成。
- 107G/272AB/15HR/.276/.322/.485
- 17BB/89SOという粗さから放出を検討。
- カスト(LF)の育成。
- 52G/172AB/30BB/38SO/.262/.369/.419
- デュボア(LF)と違って選球眼が素晴らしいが、守備は悪い。
- ジマーマン(3B)の育成。
- 36G/114AB/.281/.297/.412
- 来季は2Bに挑戦させる予定。
短期的目標
- 2006年は1.2M以上の黒字(オーナー命令)
- 正捕手のアップグレード(2007年まで)
- 2007年までにプレーオフ進出。(オーナー命令)
- 2007年までにリリーフ陣を再建。(オーナー命令)
オフシーズン
ミラー(C)は、UZR+1.4と守備では好成績だったが、.271/.307/.378とAVGの割にOBPとSLGが低く、打撃成績では問題があった。
オースマス(C)は、UZR+1.8。.287/.335/.372と、ミラー(C)と大きな差はない。
結局、年齢や投打が同じこともあり、一年契約を要求しているオースマス(C)と契約延長を予定。
第2捕手は、前年と同様に、ベテランの守備能力や守備成績の高い捕手を狙う。
IFは、ヘルトン(1B)、ラミレス(3B)は確定。ファーカル(SS)は移籍しなければブレーブスでPO進出していただけに、契約延長を拒否。積極的な補強をしなければ、ジマーマン(SS)がSSとなる。
カイロ(2B)は、.305/.348/.443とリードオフマンとして活躍したが、通算BABIP.300に対して、今季は.330であり、AVGが下がってもOPBやUZR等でカバーするタイプでもなく、控えに回すには年俸が高額であり、契約延長せず。尚、1997年、2001年にもカブスに所属しており、今回が3度目のカブス入団。
カウンセル(SS)は、7月28日に入団し、WAR-0.2。カイロ(2B)とは逆に、通算BABIP.309に対して、今季は.277。また、1B以外のIFを守れる守備、BB%の高さ(通算11.0%)から契約延長を予定。
マルチネス(SS)とは、契約延長に失敗。
補強点。
したがって、IFの補強点は、スタメンクラスの2B、控えクラスのIFである。スタメンクラスのSSを補強することで、ジマーマン(SS)、カウンセル(SS)を控えに回すという積極的なプランもある。いずれにせよ、前年程動かない予定。
OFは、カスト(LF)、グリフィーJr(CF)は確定。
マトス(RF)は、守備要員としては及第点だが、打撃に難があり、BBの割にSOが多い。ただ俊足であるため代走要員としても使うことが出来る。年俸調停を回避して契約延長を予定。
ソーサ(RF)は、.255/.349/.442で20HR。来季38歳となるベテランであるが、想定していたよりも安価での延長に応じたため、契約延長を予定。
OFはカスト(LF)、グリフィーJr(CF)、ソーサ(RF)をスタメンとし、控えにはイバネス(LF/1B)とマトス(RF)。補強は計画しない。若返りを図るはずが、就任当初のアルー(LF)、ソーサ(RF)を思わせる、ベテランOF陣となっている。
SPは、
- チェン(LHP)34GS/226.2IP
- ウェインライト(RHP)31GS/191.2IP
- プライアー(RHP)29GS/182.1IP
- ノラスコ(RHP)19GS/118.1IP
- ペティット(LHP)18GS/113.0IP
- ザンブラーノ(RHP)12GS/85.0IP
- マダックス(RHP)
以上7人が候補。ウィリアムス(LHP)16GS/116.2IPやミトレ(RHP)14GS/102.2IP、ラッシュ(LHP)8GS/44.2IP、ウッド(RHP)7GS/35.2IPは準候補。
それでは次に、来季残留が確定している選手に絞る。
- チェン(LHP)34GS/226.2IP
- ノラスコ(RHP)19GS/118.1IP
- ウェインライト(RHP)31GS/191.2IP
- ザンブラーノ(RHP)12GS/85.0IP
- マダックス(RHP)
以上5人。プライアー(RHP)とペティット(LHP)と契約延長を予定。ウィリアムス(LHP)とウッド(RHP)は放出を予定。
リリーフ陣は、クローザーのリッジ(RHP)、セットアッパーのパリッシュ(LHP)、ファーンズワース(RHP)と契約延長を予定。ファーンズワースは60IPを超えなかったため契約更新されなかった。
フリオ(RHP)はカスト(LF)、マトス(RF)と共に移籍してきた。環境の変化が好影響を与えることを期待したが、リリーフ陣の再建を計画しており、契約延長せず。
ベテランのウィタシック(RHP)、ブロースキー(RHP)は共に契約延長せず。
補強は1人程度に留め、傘下の有望株を起用するなどして回していく予定。
11月4日、ブロースキー(RHP)をリリース。
11月5日、オースマス(C)と1年520Kで契約。リッジ(RHP)と1年900Kで契約。マトス(RF)と1年450Kで契約。パリッシュ(LHP)と1年750Kで契約。
ファーンズワース(RHP)とは、2年3.8Mで契約。前回と違うのは、チームオプションとなった。尚、契約解除によって違約金は発生しない。
11月6日、ペティット(LHP)と2年8.6Mで契約。
独占交渉期間中に格安で契約延長できたのは幸いだ。2年目は180IPで4.6Mの契約が保証される。
11月9日、ソーサ(RF)と2年3.8Mで契約。2年目は490PAで2.0Mの契約が保証される。
11月10日、プライアー(RHP)と1年1.6Mで契約。SPの保証が付いている。
11月14日、新しい監督として、トリスタン・アルドリッジと2年600Kで契約。2004年には、ヤンキース傘下のチャールストン・リバードッグスで1年間指揮を取っている。が、検索しても出てこないのでおそらく架空の監督。
11月15日、ヨハン・サンタナ(LHP)が、245.2IP(リーグ2位)、264K(リーグ1位)ERA2.12(リーグ1位)11CG(リーグ1位)の活躍で、2年連続となるサイヤング賞受賞に加えて、2年連続となるMVP受賞となった。
11月25日、ドジャースとトレードを行った。
カスト(LF)の台頭にともなって、放出を検討していたデュボア(LF)を放出。
見返りとして、デビッド・ロス(C)+マイナーリーガー3人を獲得した。マイナーリーガーはいずれも、プロスペクトではない。ロス(C)はパワーが売りの捕手で、オースマス(C)に次ぐ第2捕手としての役割を期待している。今季は3Aで160AB/8HR/.313/.412/.506。
12月9日、独占交渉期間中の交渉は失敗していたものの、ファーカル(SS)と4年27Mで契約。どうやら、いざFA市場に出てみたものの、想定した程のオファーは来なかったらしい。
余談だが、守備成績が良いためにWARが高い選手よりも、打撃成績が良いからWARが高い選手の方が、評価が高い傾向にある。これはゲームだけに限らず現実の野球界でも言える。無論、両立していれば更に高まるのだが、ファーカル(SS)は守備成績でWARを稼ぐタイプであるため、成績に見合うだけの年俸を引き出せなかったということだろう。
一応補足すると、ゲーム内では、守備が良く打撃も良いSSという成長の仕方をしているが、実際のファーカル(SS)は、ずば抜けて守備の名手というわけではなく、打撃が良く守備も良いSSである。
例として、カージナルスに4年22.6Mで入団したホセ・ギーエン(RF)を挙げる。
UZRは-を記録したが打撃成績が良く、WAR2.9。1年平均5.65Mである。
一方、カブスに4年27Mで入団したファーカル(SS)。
UZR+15.4はリーグトップでGGも受賞し、WAR4.0。打撃成績も良いのだが、守備成績を加味して評価すれば、1年平均6.75Mは安い。
実際、WAR0.1辺りに幾らの年俸が支払われているか(つまり、WAR0.1辺りの価値)計算すると、ギーエン(RF)は1.94Mで、ファーカル(SS)は1.68M。もし、ギーエン(RF)がファーカル(SS)と同じWAR4.0だった場合、その価値は7.76Mとなる。
また、控えのIFとしてマルチネス(SS)と1年350Kで契約。
それから、ロス(C)の補強が失敗した時に備えて、クレイグ・クズミッチ(C)をマイナー契約で獲得。これにより、野手の補強は終了。
2Bのジマーマン(2B)がどうなるかは不明だが、カウンセル(SS)とマルチネス(SS)がいるのでどうにかなるだろう。
ドジャースとトレード。
11月13日、方針を転換し、パリッシュ(LHP)+マイナーリーガーをドジャースに放出。ドジャースからは金銭を獲得。
11月14日、ヤンキースがマイク・ローウェル(3B)を獲得。先日、オーバーベイ(1B)をブルワーズからトレードで獲得していたため、ジアンビ(1B)がDHに回ると見られていたが、ローウェル(3B)の獲得に伴い、ロドリゲス(3B)がDHに回ることになるため、ジアンビ(1B)の起用法に注目が集まっている。
Evil Empireこと悪の帝国は、地区9連覇に向けて更なる補強を欲しているようだ。※筆者はヤンキースファン。
11月19日、ホアキム・ソリア(RHP)とマイナー契約。気付いたきっかけは、ヤンキースがジョシュ・ハミルトン(CF)とメジャー契約を交わした時のことである。
FAリストには、素質がありながらもリリースされてプレーする機会を失っている選手が多々存在し、ハミルトン(CF)やソリア(RHP)がその1人だったわけである。ソリア(RHP)は2002年しか投げていないものの、トッププロスペクトとしての評価を受けている。
1月16日、オクタビオ・ドーテル(RHP)と1年1.3Mで契約。
1月20日、ザンブラーノ(RHP)と2年15Mで契約延長。
3月20日、STにて結果を残せなかったクズミッチ(C)をリリース。