OOTP18 ニューヨーク・メッツプレー日記 part9
OOTP18でニューヨーク・メッツの地区優勝を目指します。part9は2019年後半戦振り返りです。
18年チーム目標
- 勝率.500を達成する。
- 黒字でシーズンを終える。
19年チーム目標
1については、2%から強気に20%に変更したのですが2%も達成できず。2についてはピネダ(RHP)を放出済みです。3は達成出来ず。チーム最高打率が.261のロサリオ(SS)というありさまでした。
長期的目標
- 21年までに地区優勝を果たす。
達成が困難かもしれませんが、引き続き目指します。
チーム
ピッチャー
デグロム(RHP)とグレイ(RHP)以外のスターターは故障。代わりのスターターやセットアッパーも故障しました。
ブレーブスは普通に地区優勝。最終戦までパイレーツとWCを争いましたが、最終戦にてエラーからの逆転負け。後味の悪いシーズンとなりました。
当初は地区優勝ないしWC候補筆頭でしたが、開幕から故障者が出続けて調子が狂うと、賭けに出た補強によってプロスペクトを失いつつ赤字を増やしてしまいました。$20Mの赤字で前オーナーは球団売却。実は解雇されない設定にしていますが、そうでなければ首が飛んでいたことでしょう。
マイケル・コペック(RHP)
故障続出で一定の機会を得たコペックは、84イニングで106奪三振を挙げる活躍でした。BABIP.266は不安材料ですが、ローテ4~5番手格の実力は既にあるはずです。
ラインナップ
フランクリン(1B)、フローレス(3B)、オスーナ(RF)以外はスタメン全員が故障。しかもフランクリン(1B)はWAR-0.1ですしフローレス(3B)は半スタメンです。故障者続出で内野と外野を頻繁に入れ替えながら戦いました。よく最終戦までWCを争えたと思います。
チャド・ピンダー(2B)
マイナースタートでしたが、調子を上げて昇格。最終的に22本塁打/OPS.778/WAR3.0の活躍でした。
ビリー・ハミルトン(CF)
メッツ加入後はOPS.696と活躍。守備でも(むしろこちらがメインですが)482.2イニングでZR+4.3を記録。守備の良いCF不在で負けこんだのが前半戦ですから、早めに手を打っておけば違う未来が待っていたかもしれません。
補強前契約動向1
先発投手(40人枠5人)
- グレイ(RHP)の要求内容はチーム的にとても受け入れられないため、QOを提示して放出します。
- 2年間で僅か6先発に終わったシンダーガード(RHP)をノンテンダーFAに。要求金額次第で再契約します。
- 7月に故障し、復帰登板で肘にメスをいれることになったマッツ(LHP)も同様にノンテンダーFAに。要求金額次第で再契約します。
中継投手(13人)
- 19年も故障に見舞われ、ファミリア(RHP)は夢の大型契約を手にすることは出来ませんでした。幸い1年契約を希望しているため、一旦FA市場に出した後再契約を検討しています。
捕手(40人枠3人)
正捕手ダーノー(C)が故障。マジェイカ(C)も故障。本当に最悪のシーズンでした。
- さて、ダーノー(C)は複数年契約を希望していますが、メッツはサラリーダンプする必要があるためQOを提示して契約するつもりはありません。ただ、要求金額は不調や故障もあって安くなっているため、更に下がれば契約するかもしれません。
- マジェイカ(C)はシーズン通して出場出来れば30本塁打を見込めると分かったので、1Bで起用します。Cとしては肩が弱い上、故障のリスクは防ぎたいです。
捕手についてはプロスペクトが控えているため、ベテランの捕手を獲得する予定です。
内野手(11人)
- フランクリン(1B)はUTですが、実質1Bしか守れません。BB%=10.4、18本塁打、10盗塁(100%)とある程度結果を残しており、打率は上がると思います。が、1Bのプロスペクトが控えているため、マジェイカ(1B)が故障した際は他の選手を代用します。
- フローレス(1B)の最終年$10Mのチームオプションを破棄しました。(余談ですが、当ブログでオプションに関する記述が度々間違っているような気がします)UTとして置いておきたいのですが要求金額が高いために、ST辺りに余裕があれば再契約します。15年のトレード誤報を思い出して、放出しづらくなったのです……。
- ゴードン(2B)はスタメン出場は85試合ながら29盗塁(82.9%)と活躍。ピンダー(2B)とロサリオ(SS)が共に活躍しているため、LFで無理矢理起用するかトレードで放出します。年俸は$13M。
- スコープ(3B)は成績の割に要求金額が低いのですが、3年契約を希望していることがネックとなっています。また、BB%=3.5とアプローチに問題がある上、移籍後は鳴かず飛ばずでした。放出したプロスペクトを思えば残留で悩みますが、契約して失敗すれば損が膨らむだけです。ここは放出で行きましょう。
外野手(7人)
- コンフォート(LF)は故障が多いので年俸確定後にトレードで放出します。
- ハミルトン(CF)は契約延長を拒否。が、監督が理由ではないようなので、残留前提で様子を見ます。
- ラガーレス(CF)の最終年$9.5Mのチームオプションを破棄。ハミルトン次第ですがST辺りに余裕があれば再契約します。
- オスーナ(RF)は36本塁打を放ちました。ザグニス(LF)やケリー(RF)との併用をしなければ本塁打王も狙えました。が、要求金額が高いためにQOを提示して一旦FA市場に。20年は勝負の年に出来そうにないため、無理に再契約するつもりはありません。
補強前契約動向2
ティム・コリンズ解任
選手からあまり慕われていなかったコリンズを解任しました。契約はまだ残っていました。
新しい監督であるディック・スコットはベンチコーチをしていました。性格はスモールベースボールですが、ストラテジーをいじれるため自分好みに変更。
大雑把に言えば、先発に長いイニングを投げさせず、代打や代走、守備要員を積極的に起用します。
プラトーン起用を好み、犠打はあまりしません。盗塁はそれなりにします。
先発は95球を超えたら降板するようにしています。トレンドにならった形になります。
グレイ(RHP)、マッツ(LHP)、シンダーガード(RHP)FA
再契約が現実的であるのはシンダーガード(RHP)です。グレイ(RHP)、マッツ(LHP)を獲得するためにプロスペクトを放出したにも関わらず、POすら出れずに放出することになってしまいました。
ファミリア(RHP)FA
20年の方針が定まりきらないため保留。先の通り再契約自体は検討しています。
ダーノー(C)FA
勝ち越していたのであれば長期契約に応じても良かったのですが、来季は最下位候補です。契約している場合ではありません。
フランクリン(SS)、フローレス(SS)、スコープ(2B)FA
フローレス(SS)がFAとなったためにお手頃価格になりました。再契約することにしましょう。
オスーナ(RF)、ハミルトン(CF)、ラガーレス(CF)FA
ハミルトン(CF)は自身を第4の外野手と見ているようです。もちろん再契約します。
ピッチャー
デグロム(RHP)、アリエッタ(RHP)、グセルマン(RHP)、コペック(RHP)、アンダーウッド(RHP)のローテーションはそこそこやれるでしょう。
リリーフは若干不安ですが補強は小さなものに留めます。スターターが強いため、リリーフがカバーしなくて良いという明るい理由が1つ。もう1つは強化してもPOを狙えないからです。21年に頑張りましょう……。
ラインナップ
C、3B、OFが穴です。再建期に入るにはプロスペクトが足りないので、最低限の補強をします。故障さえしなければ勝率.500も少しありえますが……。
補強ポイント
捕手
- プラウェッキー(C)wRAA-1.7/ZR-0.4/WAR0.6
- カリーロ(C)1.1/0.1/0.2
先の通り、ベテランCを獲得します。プロスペクトが伸びてこなければテコ入れが必要ですが、それは20年ではありません。
内野手
- マジェイカ(1B)16.6/-2.4/2.7
- ピンダー(2B)6.7/3.5/3.0
- ウレナ-/-/-
- ロサリオ(SS)-5.0/0.4/2.0
全員故障に苦しみました。上手く働ければ充分強いです。現在、フローレス(IF)と契約交渉中です。安価で丁度よい3Bがいたら契約します。
外野手
- ザグニス(LF)-3.9/-2.4/0.7
- ニモ(CF)-4.5/0.6/-0.1
- ケリー(RF)0.8/-5.8/0.1
2年目のザグニス(LF)は伸び悩み。ケリー(RF)は編成の都合で62試合の出場に留まりました。ニモ(CF)は故障が多すぎるので戦力として計算せず、ハミルトン(CF)と契約交渉中です。
コンフォート(LF)の放出は確定済みですが、打てる両翼の選手がAAAにも数名いるため、ザグニス(LF)かケリー(RF)も放出するかもしれません。もちろん、AAAの選手を放出する可能性もあります。
CFは度重なるトレードで苦しい状態です。
先発
デグロム(RHP)31GS/198IP/WAR4.1
アリエッタ(RHP)25/149/2.4
グセルマン(RHP)22/119/1.4
コペック(RHP)13/84/2.0
アンダーウッド(RHP)9/67.1/0.5
スターターを1人、レフティーを獲得します。デグロム(RHP)かアリエッタ(RHP)の放出を検討していますが、育成やスカウトに充分投資出来ているので悩ましい所です。
中継
リード(RHP)53.2/4.70
ブリットン(LHP)73.2/3.54
セットアッパーが足りません。先の通り、無理には補強しません。リードとブリットンが高額ですが、放出するとリリーフが崩壊すると思っているので放出はしません。
総評
再建期に入るわけではなく、最低限の補強をします。
補強
マッツ(LHP)移籍
契約内容を考えると残留させることは出来たのですが、どうしても地区優勝がしたかった19年と違い、20年は故障の多いスターターに長期契約を打診する余裕はありません。
グレイ(RHP)は当初$30Mの複数年を希望していましたが、$23Mでカブスに落ち着いたようです。カブスが資金を徹底的に補強に費やしており、他地区とはいえ不安です。
コンフォート(LF)トレード
11月26日、19年全休のコンフォート(LF)を放出し、ブレーブスから補強ポイントである3B、CF、RP等を獲得します。(何故ユニフォームがNYMじゃないのかは後述)
グセルマン(RHP)トレード
11月30日、監督がきちんとスターターとして起用するレフティーを獲得したかったのですが、そうすると若いスターターがローテから外されるというジレンマが生じます。グセルマン(RHP)も若かったのですが、スターターは飽和している(揃うとは言ってない)ので放出することにしました。
年俸を負担してくれるのであればリリーフを補強するということで、更に2人、アストロズから獲得しました。
ライト(3B)引退
12月4日、メッツファンに衝撃が走ります。デビッド・ライトが上院議員を目指すために野球界から退く意向を表明したのです。筆者もビックリしました。最終年の年俸は$12Mですので負担はそれほどありませんでしたが、ベンチ内野手の枠を1枠つかうことがネックでした。
フローレス(3B)、ハミルトン(CF)再契約
フローレス(3B)は1年$1M。バイアウトで$1M得ていますから、年俸$2Mだと思うことにします。
ハミルトンは3年$4.4Mです。控えになったらラガーレス(CF)とあまり変らなくなるとはいえ、ラガーレスより安く、更に守備が上手く、代走で起用できます。
アレナド(3B)契約
打てる、守れるで補強ポイントにマッチしていますが、スター選手を獲得する予定はありませんでした。ライト(3B)が引退するまでは……。
途中から争奪戦に参加したのですが、本人の要求通りに提示したのであっさりメッツ入が決まりました。6年$144Mでオプションやオプトアウトはありません。
ブラックモン(LF)獲得
アレナド(3B)獲得で3Bのプロスペクトが不要になったため、先程獲得した選手を放出しました。また、RPも2人放出しました。飽和覚悟で補強していたので、トレードの弾にしました。
ブラックモンはバッティングに秀でており、スピードもあります。守備はややマイナスですが、メッツはとにかくパワーヒッターが不足しています。19年に5年$83Mの契約を結んだのですが、ロッキーズは不要になっていたようです。100%負担で放出に応じました。そのため成績によっては契約中に解雇(バイアウト$3.2Mは支払うが)することが出来ます。
マイヤーズ(1B)獲得
FA市場に良いCがおらず、トレードでもいい感じのトレードがまとまりませんでした。つまり、マジェイカ(C)はまたもCに。今年こそは固定することにしましょう。
さて、マイヤーズ(1B)獲得のために最初のトレードで獲得した外野手とブラッドフォード(RHP)を放出しました。打てる、走れる、守れるということでいい選手ですが、3年$60Mの契約が残っており、最終年に$20Mのチームオプションがあります。19年はWAR2.8を記録しましたが、割に合わなかったのでしょう。
パドレスが50%負担しており、$10Mであるならば中々コスパが良いですし、何より打てる、守れるということでニーズに合っています。
ところで背番号5はライトの背番号ですが、どうせ他の選手が着用する(そして私はそれに当分気付かない)のであればマイヤーズ(1B)につけさせておきましょう。
ハンド(LHP)獲得
トレードでリリーフを大量放出しておきながらリリーフを補強?というわけではありません。トレードではRHPしか放出していません。3年$27.9M。ブリットン(LHP)との契約が切れる辺りを1つの目安にしています。スターターが飽和しているので、後釜は球種が少なく球速の速いスターターをあてがってみます。
奪三振も四球も多いタイプです。リード(RHP)がどうやら衰え始めているようですので、ブリットン(LHP)とのレフティーコンビで抑えてほしいものです。
ペレス(LHP)獲得
キャリアハイでもWAR2.3と普通のピッチャーなのですが2年17M+1年$10Mで獲得。デグロム(RHP)、アリエッタ(RHP)共に契約延長出来なかった(そしてそれはおそらく出来ない)場合にそなえて22年まで保有できるようになっています。
四球がそれなりに多いのですが奪三振が少ないです。ただ被弾も少ないです。最近守備成績に注目して守備成績の良い選手を集めていますから成績向上が期待できます。レフトに打たれなければ大丈夫というわけです。(19年はハミルトン加入までOF全てが穴でした)